Memento |
lowname時代よりは“自由さ”が感じられます
それなりに良いアルバムに仕上がってると思いますよ ただインパクト的にもう一歩って曲が多いですね 「1985」はループするほど気に入りました |
MEMENTO |
教会音楽的なイントロに始まるダンスナンバーです。c/wの別verも印象が変わっていい感じですね。 欲を言えば意外性が欲しくなってきた気もしますが、悪いわけでは決してないのでおすすめです。 |
メメント【日本語吹替版】 [VHS] |
大胆なアイディアと複雑な構成ではらはらしたけど、展開が速くてついていくのに大変でした。 |
メメント【字幕版】 [VHS] |
世の中には一度見れば充分な映画もたくさんありますが これは別。最低でも3回はみてみましょう。10分間の記憶しか留めておけない男の 記憶を時間を遡ってみていくと言う手法は 新しくて不思議な感覚。この世にも奇妙な男をガイピアースが好演。つぶやくような彼のナレーションが耳に心地よく 『なんと!!』びっくりなラストがステキ。 『記憶』というカテゴライズを観るものに問う 奥深いテーマをこんなにもユニークに斬新に映像化するなんて。そんでもって何度観ても新しい発見がでるでる。ガイピアースの肉体美もよろしくね。 |
メメント [DVD] |
場面が主人公の保っていられる記憶に沿って分解され、逆行。前の場面の冒頭は、次の場面の終わりに相当し、さらに各場面の間には、順行するモノクロの物語が挟まれる――『メメント』はそれまでに例を見ないアイデアを採用し、観客に文字を右から左へ読むような困難を強いる作品なんですが、監督のクリストファー・ノーランはこの奇抜な設定を支えるために、かなり緻密な演出を施しています。
まずオープニング。タイトルバックと共に男の死体を映したポラロイドが大映しになっているんですが、写真の男がどんどん消えていく。そして、血は逆流し、レナードの手元に銃が戻ります。オープニングはシーン全体を逆回転させていて、観客に意識付けをさせているんです。 また、モノクロとカラーの使い分けも明快です。カラーとカラーの間に挟まれるモノクロでは、モーテルの一室で主人公がひたすら電話で話しています。初めはただ邪魔なだけなんですが、これがカラーの謎解きと徐々に絡んで行き、やがてラストの中心地点に両者が行き着くように構成されているのです。 この映画はスリリングなサスペンスであると同時に、自己喪失の危機を描いた物語だと思います。記憶は自らを根拠付けるための盾であり、自らを主張する矛でもあります。それを蓄積できないということは人生を失ってしまうことと同じ。「メメント」はそんな脅威を丁寧に描いているからこそ、本作以降ハリウッドはどんなジャンルにおいても、記憶に本腰入れて取り組むようになってるんだと思います。 |
メメント [DVD] |
ヤバい!面白い! 結末から過去に向かって流れていくカラーの映像と、過去から結末向かって流れていく白黒の映像。 10分ほどしか記憶を保てない主人公の記憶と行動を、まるで自分が行っている事の様に感じてしまいます。 両者が重なった事にさえ気付かない位魅入ってしまいました。 何度も観たくなるのでDVDは、買いです。 |
メメント/スペシャル・エディション [DVD] |
この映画の価値は今までありそうでなかったコロンブスの卵的発想の
記憶障害という設定をうまく使った結末から逆に細切れに進んで行くストーリーにあります 低予算でたった25日間の撮影しか行っていないのも驚き まさに 面白い映画=お金をかけることじゃないことを証明してくれています ただ、万人にうけるかというとちょっと微妙で 難解というか、通好みというか とりあえず流れが細切れになってけっこう分かりにくくなっているので 全体の流れを把握するにはある程度の記憶力や整理する能力が要求され ただ単純に何も考えず映画を楽しみたい人には不向きかもしれません でもなんか知的好奇心をくすぐるというか パズル的な面白さがありハマリます 細部まで頭の中で完成させたくて何回も見てしまいます パズル好きな人に向いてる映画なのかもしれませんね ちなみに 並び替えて時間系列に沿って見られる特典というものが他のエディションには入っているらしいのですが このスペシャルエディションには入っていません ま、もともと僕は答え合わせはこの映画の面白みを削ぐ蛇足だと思っているので逆によかったと思いますけど パズルはやはり組みたてる行程が大事なのです 難しいからって人に組みたててもらってもなんかね・・・ また、このエディションで特筆すべきはコメンタリーや日本語吹替は本編ごと全部ディスク2に入っているところです ほとんどの映画が多数の音声を入れるために画質を落とし、DTSをハーフレートにしている中 ディスク1は画質やDTSの音質の向上により容量を割いてあるということだと思います |
メメント・モリ |
ネットの中の情報では「メメント・モリ」の改訂版はおおむね好評なのに、
なぜかレビューでは苦言を呈する人がいるのが不思議です。 藤原新也のブログでは旧「メメント・モリ」が廃刊に追い込まれることを 阻止するために改訂版に踏み切ったとあります。 つまり彼は「メメント・モリ」をあきらめないために改訂版を 作ったのではないかと私は解釈しています。 改訂版の文字がシルバーになっているのもネットでは好評のようです。 私もシルバーの文字に大賛成です。 というのも、旧「メメント・モリ」の文字は白でちょっと大きいので 写真をじっくり見ようとするのに邪魔でした。 ですが今回文字をシルバーにしたことで写真を見ようとすると写真に集中 できるし、文字を読もうとするとそちらに意識が行くようになりました。 もうひとつ発見がありました。 シルバーの文字が角度によってはっきり見えたり 薄く見えたりと変化するのです。 この感じがミステリアスな雰囲気を出しているように思えます。 これも計算なのでしょうか。 |
メメント・モリ |
「刊行20周年 20万部突破!!」の帯に驚きと懐かしさを覚えて買いました。初版本を人に上げてしまったので、もったいないことをしたなあ。
何年経っても、この写真集を見たときの衝撃は忘れられません。 「ちょっとそこのあんた、顔がないですよ」から始まるコピーも、頭をハンマーで叩かれるようなものばかりで、写真とマッチしているというより、写真と格闘しているような感じです。 「創刊100周年100万部突破!!」というような日も訪れるんでしょうか。勿論、そのときには、藤原新也さんも、私も生きていないけれど。 これからも年を重ねる度に、また見返して、読み返して、「生」と「死」の問題を突きつけられ続けるのだと思います。 |
Memento‐Mori―英語版 メメント・モリ |
日本語版と英語版の大きな違いは、
・大きさが一回り大きい ・モノクロ写真が数点おりこまれている こと。 この効果は著者自身が語っているように、すごくあり、 日本語版のポケットサイズとはまた違い、 写真の迫力が違い、驚ろかされた。 時折挿入されているモノクロ写真も非常に効果的! だったらこのサイズとモノクロ交えたもので日本語版も・・・ 思わずそんなことを思ってしまった。 ここに掲載されている写真の持つ力は言語を越え、世界に通用するだろう。 ただ日本語ならではの独特の言い回しともいうべき、 著者ならではの言霊ともいうべき、 入魂のこもった言葉が、 果たしてあの平易な英訳で感じ取ってもらえるか、 ちょっと心配な気はした。 海外でどう受け止められるのか、 ファンとしては注目したい。 |